<長谷店日記>棗(なつめ) | かまくら 晴々堂

2019/03/12 15:01

皆様こんにちは、かまくら晴々堂です。

今日はとっても良いお天気でしたね!今日の鎌倉は、人も多すぎず少なすぎず、絶好の行楽日和でした。

さて、今日もかまくら晴々堂のお品物に使われている和漢植物のご案内をさせて頂ければと思います、今回は棗(ナツメ)です。

ナツメは、中国から西アジア原産のクロウメモドキ科の植物で、古くは万葉集にも記述があることから、日本には少なくとも奈良時代以前に伝来したと言われています。

サムゲタンにいれたり、あるいはドライフルーツとしておなじみのなつめの果実ですが、乾燥した果実は漢方で「大棗(たいそう)」と呼ばれ、生薬としても広く使われてきました、身近な漢方薬では、「葛根湯」にもナツメが含まれております。

生薬の働きとしては、強壮作用・鎮静作用、体を温める、胃腸の消化機能を調整するなどがあります、また、オレイン酸アミドという、睡眠を促すと考えられている物質も含まれていることから、睡眠障害やうつ病の治療薬としての研究もされています。

また、カリウムをはじめマグネシウム、リン、鉄などが豊富に含まれており、中国では「ナツメを一日3つ食べると年を取らない」なんていう古いことわざもあって、あの楊貴妃も好んで食べていたそうですよ。

かまくら晴々堂では、「和漢のお茶『晴』」そして「和漢のお茶『雨』」にナツメが含まれています。どちらもナツメの優しい甘みが感じられる美味しいお茶ですので、ぜひ一度お試しくださいね!

以上、今日はナツメのお話でした。

皆様、今日もお読み頂きありがとうございました!