<長谷店日記>因幡の白兎 | かまくら 晴々堂

2020/02/21 19:00

みなさまこんばんは。かまくら晴々堂です。

少しずつ暖かくなってきましたが

春のおとづれまでまだ少し日があるようです。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、

先日、何気なく見ていたEテレで『因幡の白兎』のお話しをしていました。

隠岐の島にいた白兎が本州に渡ろうとサメを騙して、本州まで並ばせて、その背中を、ピョンピョン渡っていき、途中で気を許して騙していることを口走り、怒ったサメに全身毛皮を剥がされてしまうという神話です。全身毛皮を剥がされた白兎は、通りかかった悪い神様に傷口を海水で洗い太陽の日を浴びれば治ると騙され傷を悪化させてしまいます。その後、通りかかったオオクニヌシに「川の水で体を洗い『蒲の穂』(がまのほ)を敷き詰めて体を転がすと傷は治るであろう」というアドバイスをもらい、その通りにしてみると白兎の体はすっかり元通りに治りました。


ここまで観て、『蒲の穂』に包まれて何故傷が治ったのだろうと疑問に思いましたので、調べてみました。すると蒲の穂の花粉は『蒲黄』(ほおう)という生薬で、止血作用、炎症改善の効能があることがわかったのです。それで白兎の傷は癒されたのだと合点がいきました。

 日本最古の本といわれる『古事記』にも記載されていて

古くから薬効が知られていたと考えられるのですね。

漢方って奥が深いですね!

そうそう、当店ではお肌に良いとされる6種類の和漢植物だけで作られた入浴剤、「和漢の温浴『晴』」の販売も行っております。薬湯気分でスキンケア、いかがでしょうか?

素敵なギフトセットもございますので、ご興味のある方は是非!

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それでは皆様、素敵な週末をお過ごしくださいませ!




参考TV番組『おはなしのくにクラシック』Eテレ

参考文献『薬になる植物図鑑』昭和薬科大学増田和夫監修、柏書房、2006