2020/07/22 16:17

皆様こんにちは、かまくら晴々堂です。もうすぐ連休、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日はいつもと話題を少し変えてこの時期よく見かけるツバメについてちょっと調べてみたので、お読み頂ければ幸いです。


毎年この時期の鎌倉は、至る所をツバメが飛び回っています。長谷の大仏通りにはいくつものお店が軒を連ねておりますが、それぞれの店先では、ツバメと人間が共生する為の微笑ましい工夫を見ることが出来ます。糞害を防ぐためのひさしや、巣の近くにとまり木など、本当にみなさん優しいな~と感心するのですが、ツバメはツバメで、外敵から身を守るために、必ず屋根のある建物の軒先に巣を作るのだそうです。

古くからツバメは、作物を食べずに虫だけを食べてくれるということで、人間にとっても大切な存在であり、非常に大切にされてきました。現在、鎌倉には以前ほどの田畑は無くなってしまいましたが、それでもツバメに対する愛は変わらずに受け継がれ、ツバメもそれを分かっているのか、全く人を警戒する事無く町中に巣を作り、堂々と子育てをしています。そしてやがて子育てが終わると、10月になる頃には遥か5000キロも離れた東南アジアへ向け旅立って行き、そして翌年に再び戻ってくるのだそうです。

毎年ツバメの帰りを待ち、保護し、そして南国に送り出す、、ツバメと人間ってとっても素敵な関係ですね!

皆様も鎌倉にいらした際には、それぞれのお宅やお店のツバメ愛をチェックしてみてくださいね♪

それでは皆様、良い連休をお過ごしくださいませ!