2021/08/27 18:23

皆さまこんばんは。かまくら晴々堂です。
今日は佐助稲荷神社に行ってまいりました。こちらの神社は「かくれ里の稲荷」という伝説があります。
この伝説とは、次のようなものです。
伊豆に流されていた源頼朝が、平家討伐を日夜念じて考えていたところ、「かくれ里の稲荷」という神霊が夢枕に立ち、頼朝に挙兵を勧めたのです。
「私は隠れ里の稲荷だ。其方は源氏の嫡流である。平家討伐の兵を挙げよ。必ず成功する。」
この夢を3日見たそうです。
その後、頼朝は平家討伐を成し遂げ、鎌倉に幕府を開くと、その神霊に感謝して佐助が谷戸に小さな祠を見つけて再建します。これが佐助稲荷神社です。
幼少期佐殿と呼ばれていた頼朝の挙兵を助けたことが名前の由来といわれています。
現在では住宅街の隣の山に佐助稲荷神社が位置していて、本堂に続く石段には数多くの鳥居が建立、壮観感があり、鳥居をくぐる時は気持ちがあらわれるような気がいたしました。

今回もお読みいただきありがとうございます。
皆様も素敵なひとときをお過ごしくださいませ。