2016/08/16 08:12
体がだるい、頭が痛い、食欲がない、、、雨降りの朝だけでなく、低気圧が近づいた時の諸症状を、低気圧接近病と呼んでいます。
調べてみると、低気圧下では酸素濃度が薄くなるという現象があるそうです。
空気が薄くなると、体の組織が膨張し、毛細血管やリンパ節が圧迫されます。また、血中の酸素濃度が薄くなることで、さらに血液やリンパの流れが悪くなるそうです。
血流が滞ると体の水分もたまり、むくみやだるさ、コリや頭痛などの症状が現れるというわけですね。
体内への酸素が平常時より不足しているのであれば、まず深呼吸が効果的だそうです。
血流が悪くなっているのですから血液にしっかり酸素を送り込むことが大切です。なるほど。
ゆっくりしっかり呼吸を吐くのがポイントで、肺の中の空気をしっかり外へ出し、新鮮な空気を吸い込みたいですね。
もちろんリラックス&リフレッシュ効果もありますから、さっそく深呼吸を日頃の習慣にしたいと思います。
また、薄暗い&酸素が薄い→本能的に生命維持のための休息をとろうとする→副交感神経が優先的に働く→起きていても、眠い、だるい、頭痛。。。ということも言われています。
余談ですが、雨の日の猫はずっと寝てます。これは狩りのできない悪天候の時に余計な体力を使わないようにする自然の知恵の名残ではないでしょうか。
この現象でもわかるように、もう一つの大きな理由は、自律神経のバランスの乱れ(起きているのに副交感神経が優先的に働く)です。
ストレスに敏感なタイプや女性ほど、症状が出やすいというのも納得です。
自律神経のバランスを整えるといえば、体温を上げることで適度に交感神経を刺激して血流を良くすることが肝要です。
ということで今日はバスタイムを楽しんでください。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで交感神経を働かせ、すっきりシャッキリしたいです!
また、日頃から規則正しい生活や入浴を心がけることで、体調を崩しにくい、自律神経のバランスを崩しにくい身体を作っておくことが大切ですよね。
うちでも久しぶりに薬草風呂を入れました。
ふんわりとヨモギや生姜の甘い香りとともに、ベニバナで染まった淡い黄金色のお湯に浸かり、しっかり身体が温まりました。
風呂あがりに汗を拭きながら飲むビールは最高のリフレッシュです!